未知の領域があるのは素敵なこと。

知らないから、知りたいと思える。そして、知りたいという気持ちが、花を生かし続ける。

それまでの謎がその姿を教えても、その先にはまだ未知の領域がある。悩ましさのようなものはやがて消え、そこにはただ謎がある。

知るということも、次第にその姿を変えてゆく。「対峙し、解き明かす」から「内包し、ともに生きる」へ。

「何でも知っている」と思った途端、花は密かに枯れることをはじめる。