息を吐くように。


ふうーーーっと、吐き切る。

どこかに引っかかっていたこと、どこかに少し残っていたことも、ふうーっと吐いて、離す。


いったん少し縮こまる。縮こまるから、離れてゆく。


吐き切って、離し終わると、ハートのまんなかから、自然と、ふわっと、ひろがりはじめる。


泉のようなまんなかは、前より深く、澄んでいる。


時折きゅっと縮んで。

もっともっと澄んでゆく。



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ふわり、しずけさにかえる。

あたりは、とても、澄んでいる。



澄んでいると、景色は、ゆっくり流れてゆく。

ゆっくり流れていると、とてもよく、見えている。

ピクセルは細かくて、情報量は多いけれど、とてもとてもしずか。



ゆっくり、しずかに、澄んで。

息をするように、踊っている。



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「物語」のなかでのやり取りに、その「物語」を超えた声が、挟まれることがある。


自然界、そういう役の誰か、そんなわかりやすい存在の声、であることも多い。


けれど、物語のなかで役のあるひとが、その役をこっそり降りて、何かを伝えてくれることもある。

お芝居の最中に、一瞬、お芝居を外れ、そっと教えてくれるかのように。


物語が、あるべき方へ、進むように。

物語の外側で、そっと伝えられること。







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