遠い昔の
約束が

しゃべり出す



ずっと
忘れたままで



けれど


その道を
ゆくように


少しずつ
少しずつ


押されたり
引っ張られたり

遮られたり
戻されたり


約束は
あきらめない




約束は
しゃべり出す



おしゃべりでは
ない


だから


お話しは
きっと
ほんの少しだけ



けれど
それで十分




謎は
謎であることを
やめ



まじないも
仕掛けも
消えて




何事も
なかった
かのように



ほんとうは
何事も
なかった
のだから





それは
ずっと
そう
あっただけ



それが
そのまま

見えている